松浦市議会 2021-09-01
令和3年9月定例会(第1号) 本文
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時 開会
◯ 議長(久枝邦彦君)
おはようございます。
神田議員から欠席届が出ております。
出席議員は定足数に達しております。
これより令和3年9月
松浦市議会定例会を開会いたします。
ここで
今期定例会の議事運営について協議のため、去る9月3日に
議会運営委員会が開催されましたので、その結果について
議会運営委員長の報告を求めます。
2
◯ 議会運営委員長(和田大介君)(登壇)
おはようございます。
今期定例会の議事運営について協議のため、去る9月3日に
議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を御報告いたします。
会期日程につきましては、本日から9月24日までの15日間といたしております。
今期定例会に提出されます案件は、条例4件、補正予算8件、その他の議案8件、報告1件、認定3件の合計24件となっております。
本日は、会期の決定、
会議録署名議員の指名、議長の報告、市長の
市政概況報告、
特別委員会の中間報告を行います。
続いて、市長提出の諸事項報告、
市長提出案件の上程・説明・質疑及び
主管委員会への審査の付託を行います。
なお、
市長提出案件のうち議案第70号から議案第72号まで、以上3件の「専決処分の承認について」は
委員会付託を省略して、初日に全員審査とすることにしております。
次に、請願の受理報告・
主管委員会への審査の付託を行います。
続いて、陳情の受理報告を行います。
明日11日と12日は土曜、日曜のため休会といたしております。
市政一般質問は質問通告者が10名であり、13日、14日及び15日の3日間といたしております。
質問要領につきましては、質問時間は答弁を含めて1人60分以内とし、関連質問は本質問者と同一会派に属する議員にのみ認めるものとし、本質問者の時間の範囲内で1人当たり5分以内、今会期中1回限りとしておりますので、よろしくお願いいたします。
なお、15日の
市政一般質問の次に、
市長提出案件として補正予算2件の追加上程・説明・質疑及び
主管委員会への審査の付託を行います。
16日、17日及び21日は各
常任委員会を開催することといたしております。
18日、19日及び20日は土曜、日曜及び祝日のため、22日は事務整理日、23日は祝日のため休会といたし、24日を最終日といたしております。
最終日には、各
常任委員会付託案件について委員長報告・採決を行うとともに、
市長提出案件として諮問1件、認定12件の追加上程と
議員提出議案3件の上程を行います。
なお、追加案件の諮問1件と
議員提出議案3件につきましては、
委員会付託を省略して全員審査とすることといたしております。
また、決算認定12件につきましては、
決算審査特別委員会を設置し、審査を付託することといたしております。
以上、
議会運営委員会の協議結果を御報告いたします。(降壇)
3 ◯ 議長(久枝邦彦君)
これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。
日程第1 会期の決定
を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は本日から9月24日までの15日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、
今期定例会の会期は本日から9月24日までの15日間と決定いたしました。
なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しております会期日程表によることといたしておりますので、御了承をお願いします。
次に、
日程第2
会議録署名議員の指名
を行います。
会議規則第87条の規定により、
会議録署名議員に
7番 徳田議員
8番 宮本議員
を指名いたします。
日程第3 議長の報告
につきましては、報告書を各議員に配付いたしております。
また、関係資料等は事務局に備えておりますので、御参照いただきたいと思います。
日程第4 市長の
市政概況報告
について説明を求めます。
4 ◯ 市長(友田吉泰君)(登壇)
おはようございます。
本日、ここに令和3年9月
市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御出席を賜り、厚くお礼申し上げます。
初めに、このたびの令和3年8月豪雨によって、本県をはじめ各地で大きな被害が発生し、貴い人命が失われました。お亡くなりになられた方の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。本市においては、8月11日の降り始めから18日までの総雨量が753ミリを超えるという記録的な大雨となりました。幸い人的被害はなかったものの、市内各地で土砂崩れが発生し、家屋への被害や道路の通行規制など住民生活に大きな支障を及ぼす被害が発生しております。本市の被災状況は、8月30日現在、家屋の全壊1棟、一部損壊1棟、道路25か所、河川5か所、農地22か所及び農業用施設8か所となっており、その他の小規模な災害も含めますと被害額は約16億円と推計しております。
今議会に
復旧関係予算を計上し、早期の復旧を図ってまいりたいと考えております。
次に、
新型コロナウイルス感染症については、8月19日に長崎県が感染の広がりを示す県独自のステージを最も高い5に引き上げ、県内全域に県独自の「
緊急事態宣言」が発令されました。
また、国が8月27日から9月12日までの間、「
まん延防止等重点措置」を長崎県に適用したことに伴い、県は長崎市及び佐世保市を
重点措置区域に指定するとともに、
重点措置区域以外の市町に対して9月12日までの「
緊急事態宣言」延長を発表されました。
松浦市においても感染が拡大していることから、引き続き
感染拡大防止に取り組むとともに、厳しい状況にある事業者などへの支援を実施してまいります。
本市における
新型コロナウイルスワクチン接種については、医療従事者に対する接種が完了し、65歳以上の高齢者についても接種を希望された方への接種はおおむね完了したと考えております。以下、直近の状況でお伝えいたします。
9月9日現在の接種状況については、12歳以上の接種対象者2万114人に対し、1回目の接種が1万6,456人で接種率81.8%、2回目の接種完了が1万3,739人で接種率68.3%となっております。若い世代の接種率が比較的低い状況にあることから、まだ接種がお済みでない方に対し、早めの
ワクチン接種をお願いしているところであります。
今後も医療機関との連携を密にし、円滑な
ワクチン接種を進めてまいります。
それでは、開会に当たり、前回の定例会以降の市政の重要事項と今後の取組につきまして概況を報告いたします。
1.学び育てるまち
市内小中学校の適正配置については、「少子化に対応した活力ある学校づくりに向けたアンケート」調査を本年2月に市内未就学児及び小中学生の保護者を対象に実施しました。アンケートでは、小中学校での望ましい学級数など9項目についてお尋ねし、集計結果を市のホームページ上に公表し、結果の抜粋版を市報8月号に掲載しました。
また、各地区公民館において集計結果が閲覧できるようにするとともに、広く市民の皆様からも意見をいただくための
市民向けアンケートを実施しました。
令和3年度全国学力・
学習状況調査については、小学校6年生で国語・算数、中学校3年生で国語・数学が実施されました。本市の結果は、小学校国語が全国平均と同等で、その他の教科は全国平均を下回りました。この結果を受け、市全体の結果と学習状況結果を分析し、課題を明らかにするとともに、校長研修会において改善策を共有し、速やかに取り組んでいくことを確認しました。
7月29日には、中学生による
生徒代表者会議を
ウェブ会議方式で開催しました。各中学校の特色ある活動を紹介し合うとともに、
ネットトラブルを防ぐ望ましい
メディア利用の在り方やいじめ防止などについて意見交換を行い、各学校で課題解決に取り組んでいく機運を高めました。
市内小中学校の
GIGAスクール構想に係る取組では、本年度中に児童生徒1人1台の端末整備を完了させるため、物品購入に係る関係議案を今議会に提案しております。また、今月から
GIGAスクールサポーターを配置し、
ICT教育環境の整備充実を進めてまいります。
旧鷹島小学校の校舎解体については、
解体設計業務が完了し、解体工事に着手することとしており、今議会に関係予算を計上しております。
楽器寄附ふるさと納税制度については、令和元年10月から開始し、これまでに全国から39件の御寄附をいただきました。10月には寄贈していただいた楽器も使用しながら、市内の吹奏楽部などがある3つの中学校による合同演奏会が予定されていましたが、
新型コロナウイルス感染症の影響から中止となりました。
スポーツの振興では、松浦市野球場(青の
まちスタジアム)横に整備中でありました
多目的グラウンドが8月に完成し、9月1日から供用を開始しました。
各種スポーツ大会において、
本市児童生徒の目覚ましい活躍がありました。
御厨小学校3年生の小船円さんが、7月に開催された全農杯2021
全日本卓球選手権大会に出場し、予選リーグを突破し、
決勝トーナメントに進出しました。
中学生では、長崎県
中学校総合体育大会の陸上競技において、
志佐中学校2年の
今里あんりさんが2年女子800メートルで優勝し、九州大会では4位入賞。鷹島中学校3年の木谷虎二郎さんが
共通男子三段跳びで優勝し、九州大会では5位入賞を果たしました。
水泳競技では、調川中学校3年の岩崎瑞姫さんが女子100メートルバタフライで優勝、200メートルバタフライで2位となり、九州大会では200メートルバタフライで6位に入賞しました。さらに、
志佐中学校2年の下条岬希さんが女子200メートル平泳ぎで優勝し、九州大会では5位に入賞しました。同じく
志佐中学校3年の太田真彩さんが女子200メートル自由形で2位、
志佐中学校3年の松田有加さんが女子200メートル平泳ぎで2位、
志佐中学校2年の和田愛生さんが女子200メートル背泳ぎで2位となるなど、それぞれの競技で活躍してくれました。また、
志佐中学校が女子4掛け100メートル
フリーリレーと女子4掛け100メートル
メドレーリレーの2種目で2位となり、女子総合で2
大会連続優勝というすばらしい結果を収めました。
高校生では、
松浦高等学校なぎなた部が8月に開催された
全国高等学校総合体育大会なぎなた競技大会第60回
全国高等学校なぎなた選手権大会において団体試合5位入賞、個人試合では3年生の四田光虹さんが3位入賞を果たしました。
認定こども園への移行に向けた保育園の施設整備については、今福保育園が県の
認定こども園施設整備補助金を活用し、年度内の整備完了に向け、計画的に事業を進めております。
2.誇れるまち
観光振興については、
新型コロナウイルス感染症の対策として取り組んでいる
観光消費拡大支援事業によって、市内に宿泊された方へお土産や食事などの商品券を9月1日から交付し、市内の宿泊と消費の増大を図っております。
また、道の駅松浦海のふるさと館では、
新型コロナウイルス感染リスクの低減を図るため、空調設備の更新及び新たに高
機能換気設備を導入することとし、今議会に関係予算を計上しております。
秋に予定されていた様々なイベントについては、昨年同様に
新型コロナウイルス感染症の影響によって開催を断念せざるを得ませんでしたが、
松浦水軍まつりについては、昨年度に実施した事業を参考に各地域で分散した
イベント開催に向け協議を進めております。
体験型旅行事業については、本年度も
修学旅行受入れのキャンセルが相次ぐなど非常に厳しい状況の中、
まつうら党交流公社が
県内体験型旅行利用促進事業を活用し、県内の小中学校へ積極的な営業活動やPRを行うなど、受入れ拡大への取組を実施されております。
福島町
観光宿泊施設については、新たな指定管理者による令和4年春頃の
リニューアルオープンに向け準備が進められています。
福島町のオルレコースについては、8月6日に
九州観光推進機構、
九州オルレ認定地域協議会、
済州オルレ日本支社による1次審査を受けており、今後2次審査の後、認定が確定すれば協議会を立ち上げ、協議会主催による
オープニングイベントの開催に向け準備を進めてまいります。
鷹島モンゴル村については、7月末から8月末までの毎週末にモニターキャンプを実施いたしました。各日5組の募集に対し、全てのサイトが即日満席になるなど大きな反響がありました。残念ながら台風接近や大雨、コロナの感染拡大の影響によって2回のみの開催となりましたが、申込み状況や
利用者アンケートから一定のニーズがあるのではないかと検証しているところであります。このようなことも含めて、今後のモンゴル村の利活用策を検討してまいりたいと考えております。
物産振興については、松浦市産品戦略の「松浦の極み」12品目のチラシを作成するとともに、現在
プロモーションビデオの制作に取り組んでいます。
また、8月24日には
地元商談会等業務を実施するための
委託事業者を決定したところであり、戦略産品をはじめ松浦の産品の販売促進を図ってまいりたいと考えています。
「
アジフライの聖地 松浦」については、
コロナ収束後の景気回復を見据え、「
アジフライの聖地 松浦」
認知度拡大事業として、全国的に購読者が多い食に特化した雑誌やSNSなどの媒体によって、首都圏などに向けた「
アジフライの聖地 松浦」の認知度拡大を図るため、今議会に関係予算を計上しております。
鷹島海底遺跡については、
一石型木製いかりの
引揚げ事業を本年度秋以降の実施に向け準備を進めてまいりましたが、新
松浦漁業協同組合と
海底遺跡調査に関する連携協定を締結するなど
漁業関係者との協力体制の構築を行い、調整を行った結果、
引揚げ事業を令和4年9月から10月に実施することとしました。
なお、当該事業に寄附をいただいた皆様には、経過を含め文書によって報告いたしました。
文化財保存活用地域計画については、市内文化財などの基礎資料の収集・整理を目的とした調査に着手するため、関連する業務を発注いたしました。
長崎県が主催する「わくわく
!!水中考古学体験講座in鷹島」については、8月23日から25日にかけて開催されました。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、オンラインでの実施となりましたが、北海道や関西など全国の大学生、自治体職員及び県内関係者など約50人が受講されました。
なお、今回実施できなかった現地研修については、本年度内に改めて行うことが検討されており、実現できるよう本市も引き続き協力してまいります。
3.仕事をつくるまち
伊万里湾における赤潮対策については、6月から週2回、県と連携して
伊万里湾各所の海水を採取し、
プランクトンの調査を行ってきました。6月下旬には福島の東部や南部、鷹島の南部で赤潮の原因となる
プランクトンの増殖が見られたため、警戒を強めておりましたが、7月中旬には沈静化し、現在のところ漁業被害が発生したとの報告は受けておりません。今後も10月末まで
伊万里湾各所の調査を継続してまいります。
水産物の販売促進については、新
松浦漁業協同組合水産加工場が、水産加工品のPRのため、ヤマト運輸と連携し、SNSでのライブ配信による
オンライン販売を実施されております。ライブ配信には松浦よかとこ大使にも参加していただき、松浦市の紹介と
トラフグ商品を紹介していただきました。
再整備が完了した松浦魚市場においては、EU向けの
輸出水産食品を取り扱う施設として認定を受けるため、コンサルタントによる支援を受けており、その一環として
魚市場関係者のための衛生管理を中心とした講習会を7月23日に開催し、8月17日、18日の両日には運用確認のための現地指導が行われております。
新たな
水産加工団地整備のための用地造成については、若手漁業者との意見交換会を実施するなど地元関係者の理解を深める努力を続けております。
漁港の環境整備については、青島漁港の簡易浮桟橋の設計に着手したところであり、完成すれば安全性が向上するなど就労環境が改善されるものと考えております。
本年の米の作柄については、7月末現在での全国の作況指数が102の「やや良」となる見込みです。
なお、長崎県の作況指数は98の「やや不良」と見込まれており、本市においても収穫期に大雨が続いたことによる作柄への影響が懸念されているところです。
有害鳥獣対策については、防護対策として
国庫補助事業を活用した
ワイヤーメッシュ柵を28集落で2万7,873メートル、電気柵を3集落で2,133メートル整備するための入札を実施したところです。
農業の担い手確保及び育成については、
農業経営基盤強化促進法に基づく「経営基盤の強化の促進に関する基本構想」の見直しに着手いたしました。この中で、今後5年間の経営の目標、農地の集積などについて指標を示すこととしております。
林業の振興については、国、県補助事業や市の
森林環境整備基金を活用し、今福町木場地区で約11ヘクタールの搬出間伐、志佐町栢木・西山地区で約0.7ヘクタールの
切り捨て間伐を実施しております。今後は、本年度内に郭公尾地区ほか2地区で約17ヘクタールの森林整備を実施することとしており、現在、地元との調整を進めております。搬出された木材については一般材やバイオマスとして活用し、森林資源の有効活用に努めてまいります。
7月の連続干ばつによる渇水対策については、
干害防止対策を実施した農業者などに対し、用水確保に係る費用の一部を助成するため、今議会に関係予算を計上しております。
地場企業の支援については、坊ノ上用地の
水産関連地場企業への分譲に向けた仮契約を締結し、関係議案を今議会に提案しております。
地場企業の
人材確保支援の一環として取り組んでいる
高校生向け企業説明会及び松浦市
合同企業面談会を7月3日に実施しました。
高校生向け企業説明会は
市内事業者20社が参加し、高校生49人が企業の担当者から説明を受けております。
また、松浦市
合同企業面談会には
市内事業者14社が参加し、17人の求職者と面談を実施しております。
さらに、
中学生向け企業見学バスツアーを7月7日に調川中学校、16日に御厨中学校及び青島中学校の生徒を対象に実施し、88人の生徒が参加しております。
再生可能エネルギーの導入推進については、「松浦市
再生可能エネルギー導入推進計画」を7月1日に公表し、現在、導入の推進に向けた
アンケート調査や
営農型太陽光発電の実証事業の準備を進めております。
商工振興については、
新型コロナウイルス感染症の影響による市内の経済対策として、
事業継続支援給付金77件、
経営維持支援金126件の申請を受け付け、総額約3,630万円の給付金を交付しました。
また、長崎県独自の
緊急事態宣言の発令に続き、国による長崎県への
まん延防止等重点措置が適用されたことなどから、県では8月10日から9月12日までの間、飲食店などに対し営業時間の短縮を要請されております。このことから、本市においては要請に協力された対象店舗に対し、県と連携して営業時間
短縮要請協力金を交付することとし、8月24日から随時申請を受け付けております。
経営支援事業については、松浦市
経営向上アドバイザー事業として6月1日から受付を開始し、専門家による助言、サポートをこれまで35件実施しております。
また、松浦市コロナに負けるな
応援補助事業は14件の申請を受け付け、全て交付決定をしております。
コロナ収束後の景気回復を見据え、本事業の活用を希望する事業者が多く、予想を上回る問合せを受けていることから、事業枠拡大のため今議会に関係予算を計上しております。
「第3弾
プレミアム付商品券」については、
プレミアム率30%で1セット5,000円を2万セット、額面1億3,000万円分の商品券を発行し、6月28日から販売を開始してきましたが、8月24日をもって完売しております。
ワーケーションへの取組については、7月12日から15日まで、首都圏の企業に勤務する方を対象にお
試しワーケーションを実施し、9社9人の方が参加されました。参加された皆様からは、今後の取組につながる貴重な御意見をいただきました。
また、
ワーケーションの周知・啓発を図るため、7月20日に
市内事業者などを対象に
ワーケーションセミナーを開催しました。
4.未来へ続くまち
過疎地域持続的発展計画については、7月15日から8月13日まで
パブリックコメントを実施いたしました。
また、「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」に基づき県と協議を行った上で、計画議案を今議会に提案しております。
マイナンバーカードの普及促進については、7月末現在で交付件数7,754件、交付率は対前年同月と比較して14.57ポイント増の34.41%となっております。引き続き交付率の向上に向けた取組を進めてまいります。
松浦市
地域公共交通計画については、
公募型プロポーザル方式による業者
選定を7月14日に行い、
業務委託契約を7月27日に締結いたしました。本計画では、
事業者ヒアリングや
住民アンケートなどの実施に加え、各地域で開催された
松浦未来会議での御意見なども計画に反映することとし、本年度3月末の策定に向け取り組みを進めております。
西九州自動車道については、「松浦佐々道路」の
インターチェンジ名称が7月19日に発表され、佐世保市江迎町栗越に設置される
インターチェンジが「
平戸インターチェンジ」、佐世保市江迎町乱橋に設置される
インターチェンジが「
江迎鹿町インターチェンジ」と決定されました。引き続き工事に伴う地元調整など早期完成につながるよう事業推進に努めてまいります。
5.安心、幸せのまち
市民への
健康づくり事業については、住民健診を6月1日から7月2日までの日程で、
新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら完全予約制で実施し、延べ2,587人の方が受診されました。現在、健診結果説明会を随時開催し、
生活習慣病予防の動機づけや積極的支援の必要な方、生活習慣病の重症化予防の必要な方に対し保健指導を実施しているところです。
母子保健事業については、安心して子育てができる支援体制を確立するため、出産後の母子への心身のケア及び
育児サポートを行う産後ケア事業を実施しております。心身の不調や育児不安があり支援が必要な産婦に対して、医療機関でのショートステイ、デイサービスや訪問ケアなどの助成を行っており、8月末現在で8人が利用されています。あわせて、
子育て世代包括支援センター「
だっこだっこ」の取組として、助産師による妊婦訪問を実施し、安心して妊娠、出産及び育児ができる体制づくりの実現に努めております。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた低所得の子育て世帯に対する特別給付金については、8月末現在、305人の養育者に対して児童1人当たり5万円を支給いたしました。
ひとり親世帯の生活支援については、
ひとり親世帯を対象とした小物づくりなどを楽しむ親子のふれあい講習会を8月21日に開催し、19人の参加がありました。
9月20日の敬老の日を前に、
敬老行事補助金の申請受付を8月2日から13日にかけて行い、105件の申請を受理しました。本年7月末現在において補助金の交付対象となる70歳以上の高齢者は6,256人で、最高齢は108歳となっております。敬老の日を迎えられる皆様には、今後も末永くお元気でお過ごしいただきたいと願っております。
地域支え合い活動については、介護予防・地域支え合いサポーター養成講座を6月16日から7月28日まで全5回開催し、新たに10人の方々に修了証を交付いたしました。今後も地域における介護予防や支え合い活動のリーダー育成に努めるとともに、住民主体による活動の普及促進に取り組んでまいります。
わくわく・おでかけ支援事業については、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、交付時期を例年より2か月延期し、7月12日から交付を開始しました。8月27日現在で3,497人の交付申請を受け付けております。
障害者福祉については、東京2020パラリンピック採火式を市民ホールにおいて8月16日に執り行いました。同日、長崎県庁で開催された東京2020パラリンピック聖火フェスティバル集火・出立式には、本市からも障害者代表の方が参加され、21市町で採火された聖火が集火されました。
更生保護については、例年7月の社会を明るくする運動強化月間に合わせ、関係団体による啓発パレードが行われておりましたが、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、昨年に引き続き中止となりました。
市道整備については、石油貯蔵施設立地対策交付金を活用し、平野半島線舗装改良工事を発注いたしました。
本年5月の梅雨前線豪雨による公共土木施設の災害については、道路3か所で被害が発生し、その被害額は1,160万円となっており、現在、災害査定を終え、早期復旧に向けた準備を進めております。
また、農地農業用施設災害については、被災した農地3か所について、今後予定されている災害復旧事業査定に向け準備を進めております。
漁港等の施設に災害が発生した場合の復旧支援については、被災した施設の迅速な復旧を図るため、7月6日に専門的な技術や業務の蓄積がある一般社団法人水産土木建設技術センターと「漁港等の施設の災害復旧支援に関する協定」を締結いたしました。
災害時の廃棄物処理については、災害が発生した場合の廃棄物の迅速、円滑かつ適正な処理を確保する体制を構築するため、7月14日に県内の一般廃棄物処理業者が加盟する長崎県環境保全協会及び長崎県環境整備事業協同組合と「災害時における災害廃棄物処理等の協力に関する協定」を締結いたしました。
防災重点ため池については、近年、豪雨などによって全国で多くのため池が被災し、農地だけではなく下流域の家屋などに甚大な被害を及ぼす災害が頻発しています。このことから、ため池の劣化状況調査及びハザードマップの整備を推進するため、今議会に関係予算を計上しております。
常備消防については、消防・救急業務において、本年1月から8月末現在で火災件数8件、救急件数640件であり、対前年比は火災件数で7件の増、救急件数で56件の減となっております。
また、本年4月から開始した潜水業務については、海での水難事故が1件発生し、潜水班による活動を行いました。
熱中症については、7月1日から8月末までに疑いを含め10人の方を救急搬送いたしました。今後も市民皆様に対する熱中症への注意喚起に努めてまいります。
非常備消防については、このたびの8月豪雨災害において、土砂被害での土のう積みや、河川、道路の警戒巡視、高齢者などの避難誘導の対応に延べ476人の消防団員に御尽力いただきました。
下水道事業については、志佐町庄野免、高野免及び調川町下免の枝線管渠布設工事を6月に発注いたしました。今後も下水道の各施設の適正な維持管理を行い、生活環境の向上及び健全経営に努めてまいります。
鷹島支所改修事業については、8月17日に着工し、年内に完了するよう進めております。工事期間中は2階の集会所などの利用が一部制限されますが、閉庁日の工事や周辺施設の活用などによって、地域住民の皆様の利便性を損なわないよう努めてまいります。
6.皆でチャレンジするまち
地域版未来会議については、6月28日から7月14日にかけて、市内8地域において開催いたしました。本年度は各地域のテーマに関し、市民ファシリテーターが中心となって、参加された市民の方々による対話を進めました。今後は、対話で出された提案や取組について、関係自治会や団体の皆様と協議を行いながら、小学校区単位の協働によるまちづくりを実現するための基本指針を策定し、地域運営組織の立ち上げに向け支援してまいります。
ふるさと納税については、7月末現在の寄附額が約1億6,851万円で、対前年度比約115%となっております。8月12日からは本年度2つ目となる新たなふるさと納税ポータルサイトを追加しており、計9サイトでの受付を可能としております。
また、全国チェーンのファミリーレストラン約2,300店舗において、6月9日から7月5日までテーブル上のスタンドに本市単独の広告を設置し、本市の魅力発信及びふるさと納税のPRを図りました。
7.補正予算について
今回の一般会計補正予算については、前年度繰越金、普通交付税の決定による補正額、
新型コロナウイルス感染症対策費、令和3年5月梅雨前線豪雨に係る災害復旧費などの計上であり、主なものを巻末に資料として添付いたしております。
また、後年度の健全な財政運営を確保する観点から、令和2年度決算剰余金の2分の1を財政調整基金へ積み立てることとしております。
補正前の額 179億3,863万9,000円
今回補正額 9億7,024万5,000円
計 189億 888万4,000円
となります。
以上、市政概況を申し上げましたが、議員皆様には一層の御支援、御鞭撻を賜りますようお願いいたします。(降壇)
5 ◯ 議長(久枝邦彦君)
次に、
特別委員会の中間報告を行います。
日程第5
西九州自動車道整備促進特別委員
会の中間報告について
を議題とし、特別委員長の報告を求めます。
6 ◯
西九州自動車道整備促進特別委員長(崎田廣美君)(登壇)
おはようございます。
西九州自動車道整備促進
特別委員会の中間報告をいたします。
令和3年6月定例会以降における本
特別委員会の活動経過について、下記のとおり報告をいたします。
8月5日、佐々町において伊万里・平戸・松浦・佐世保市議会・佐々町議会
西九州自動車道建設促進協議会総会が開催されました。昨年に引き続き、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止の観点から規模が縮小され、正副委員長及び議長の出席により開催され、
西九州自動車道の早期完成に向けた令和3年度の活動計画等を決定するとともに、道路整備予算の確保等に関する決議を全会一致で採択して、政府及び関係機関へ決議文を送付いたしました。
なお、この中間報告に記載しておりませんが、同協議会の今年度の活動計画に基づき、8月18日、長崎県知事、長崎県議会議長及び長崎河川国道事務所長に対して、
西九州自動車道の伊万里松浦道路、松浦佐々道路の事業促進と早期完成について要望を行うように計画いたしておりましたが、8月12日からの大雨により各地で大きな被害が発生したことを受け、これを延期することといたしました。
以上、
西九州自動車道整備促進
特別委員会の中間報告といたします。
7 ◯ 議長(久枝邦彦君)
委員長報告に対する質疑は、質問通告があっておりませんので、質疑なしと認めます。
(崎田
西九州自動車道整備促進特別委員長 降壇)
お諮りいたします。
ただいまの
西九州自動車道整備促進特別委員長の中間報告については、これを了承することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、
西九州自動車道整備促進特別委員長の中間報告については、これを了承することに決しました。
日程第6
鷹島海底遺跡保存活用
特別委員会
の中間報告について
を議題とし、特別委員長の報告を求めます。
8 ◯
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長(宮本啓史君)(登壇)
鷹島海底遺跡保存活用
特別委員会の中間報告をいたします。
令和3年6月定例会以降における本
特別委員会の活動経過について、下記のとおり報告いたします。
8月27日及び9月2日に
特別委員会を開催し、これまで行ってきた意見交換会や参考人招致、理事者との協議を踏まえ、本委員会の今後の活動について協議した結果、
鷹島海底遺跡の調査・研究に関して決議を行うことを決定し、決議文を議長に提出いたしました。
以上、
鷹島海底遺跡保存活用
特別委員会の中間報告といたします。
9 ◯ 議長(久枝邦彦君)
委員長報告に対する質疑は、質問通告があっておりませんので、質疑なしと認めます。
(宮本
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長 降壇)
お諮りいたします。
ただいまの
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長の中間報告については、これを了承することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長の中間報告については、これを了承することに決しました。
次に、市長提出の諸事項報告を行います。
日程第7 報告第3号 令和2年度決算に基
づく松浦市健全化判断比率及び資
金不足比率の報告について
を議題とし、理事者の報告を求めます。
10 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
報告第3号「令和2年度決算に基づく松浦市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」御説明いたします。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を次のとおり報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
1.健全化判断比率(法第3条関係)でございます。
健全化判断比率とは、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率という4つの財政指標の総称でございますが、まず、実質赤字比率につきましては一般会計等が対象となり、決算統計で用いる普通会計という区分で算定いたしますが、令和2年度決算において実質収支は黒字であり、該当数値はございません。
連結実質赤字比率につきましては企業会計を含む全会計が対象となりますが、連結対象会計の決算は黒字であり、該当数値はございません。
実質公債費比率につきましては、全会計に加えて一部事務組合、広域連合が対象となります。その中で、一般会計が負担する公債費等の比率を3か年平均で示すものでございますが、前年度より0.8ポイント改善し11.5%となっております。これは平成30年度から令和2年度の数値を平均したものでございます。早期健全化基準が25.0%、財政再生基準は35.0%でありますので、財政の健全化を図るべきという基準を下回っております。
次に、将来負担比率につきましては地方公共団体が将来負担すべき実質的な負債を指標化したものでございますが、前年度より7ポイント改善し76.2%となっております。早期健全化基準は350.0%でありますので、財政の健全化を図るべき基準を下回っております。
続きまして、2の資金不足比率(法第22条関係)でございます。
これは公営企業会計ごとに資金の不足額を事業の規模と比較して指標化するものでございますが、水道事業会計以下、工業団地造成事業特別会計まで、いずれの会計も令和2年度決算において資金不足は生じておらず、該当数値はございません。
説明は以上でございますが、別紙にて監査委員の審査意見書を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。御了承賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
11 ◯ 議長(久枝邦彦君)
これより報告第3号について質疑を行います。
12 ◯ 10番(安江結子君)
将来負担比率が、令和元年が83.2%で令和2年が76.2%で7ポイント改善しているということですけど、よその自治体に比べたら全然段違いに将来負担比率が多いわけなんですけど、これについてどういうふうに健全化していくかというところの検討はどういうふうにされたでしょうか、お尋ねします。
13 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)
この件だけに絞って検討したということではないんですが、安定的な財政運営ということで、当初予算の編成をするときでも方針を出しまして歳出を削減し、地方債の新たな発行を抑制する、プライマリーバランスを黒字化するということに心がけてやってきているところでございまして、今後もそのようにやっていきたいとは思っております。
この数値だけを見た改善ということになりますと、今回7ポイント改善しておりまして、充当可能基金が増、財政調整基金、それから、減債基金の積み増しもしております。こういうところが改善した要因であるということなんですが、一方で、2年度は標準財政規模というのが税収の関係で大きくなった、これも改善の要因なんですが、標準財政規模は今後当然減っていくような状況になりますので、分母のほうがどうしても下がって、分子のほうの改善は当然目指していくわけですが、一遍になかなか数値が改善しないということはございます。財政的な余裕があるときに基金を積むということで、充当可能基金を増やすことができれば、この数値は改善していけるのではないかなと思っていますが、なかなか、投資的経費に回す事業もありますので、一足飛びに基金を増やすということもできないということで地道な財政運営が必要ではないかと思っているところです。
14 ◯ 議長(久枝邦彦君)
ほかにございませんか。──なければ、質疑をとどめます。
報告第3号については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定に基づいて報告されたものでありますので、先ほどの報告によって御了承を願います。
次に、
市長提出案件の上程・説明・審議を行います。
日程第8 議案第70号 専決処分の承認につ
いて(令和3年度松浦市一般会計
補正予算(第4号))
から
日程第10 議案第72号 専決処分の承認につ
いて(令和3年度松浦市一般会計
補正予算(第6号))
までの以上3件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。
15 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
議案第70号「専決処分の承認について」御説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年度松浦市一般会計補正予算(第4号)を別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認をお願いするものでございます。
専決の理由でございますが、長崎県全体に特別警戒警報が発令され、新型コロナウイルス
感染拡大防止のため、飲食店等への営業時間の短縮が要請されることから、協力店舗に対し速やかに時短要請協力金が支給できるよう、8月6日に専決処分をいたしたものでございます。
次のページをお願いいたします。
専決第9号
令和3年度松浦市一般会計補正予算(第4号)
令和3年度松浦市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,601万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ176億6,675万円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
次のページをお願いいたします。
第1表 歳入歳出予算補正。
まず、歳入でございますが、15款.県支出金、2項.県補助金に4,601万7,000円を追加するものでございます。
歳入合計ですが、4,601万7,000円を追加いたしまして、合計を176億6,675万円とするものでございます。
次に、歳出でございますが、7款.商工費、1項.商工費に4,601万7,000円を追加するものでございます。
歳出合計ですが、4,601万7,000円を追加いたしまして、合計を176億6,675万円とするものでございます。
続きまして、事項別明細書により御説明いたします。
3ページをお願いいたします。
歳入でございます。
15款2項5目.商工費県補助金につきまして、1節.商工費補助金に長崎県新型コロナウイルス
感染拡大防止営業時間短縮協力金補助金4,601万7,000円を追加するものであります。
4ページをお願いいたします。
歳出でございます。
7款1項10目.新型コロナウイルス対策費につきまして、7節.報償費に時短要請協力金4,585万円を追加するものであります。また、事務費として10節.需用費に消耗品費10万円を追加し、11節.役務費に通信運搬費5万6,000円、手数料1万1,000円を追加するものであります。
以上でございます。
続きまして、議案第71号をお願いいたします。
議案第71号「専決処分の承認について」御説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年度松浦市一般会計補正予算(第5号)を別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認をお願いするものでございます。
専決の理由でございますが、
新型コロナウイルス感染症への対応として、長崎県独自の
緊急事態宣言が発令され、飲食店等への営業時間短縮要請が延長されたことに伴い、時短要請協力金に係る関連経費を追加するため、8月20日に専決処分をいたしたものでございます。
次のページをお願いいたします。
専決第10号
令和3年度松浦市一般会計補正予算(第5号)
令和3年度松浦市の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,652万3,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ177億1,327万3,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
次のページをお願いいたします。
第1表 歳入歳出予算補正。
まず、歳入でございますが、15款.県支出金、2項.県補助金に4,652万3,000円を追加するものでございます。
歳入合計ですが、4,652万3,000円を追加いたしまして、合計を177億1,327万3,000円とするものでございます。
次に、歳出でございますが、7款.商工費、1項.商工費に4,652万3,000円を追加するものでございます。
歳出合計ですが、4,652万3,000円を追加いたしまして、合計を177億1,327万3,000円とするものでございます。
続きまして、事項別明細書により御説明いたします。
3ページをお願いいたします。
歳入でございます。
15款2項5目.商工費県補助金につきまして、1節.商工費補助金に長崎県新型コロナウイルス
感染拡大防止営業時間短縮協力金補助金4,652万3,000円を追加するものであります。
4ページをお願いいたします。
7款1項10目.新型コロナウイルス対策費につきまして、3節.職員手当等に時間外勤務手当60万円を追加し、7節.報償費に時短要請協力金4,585万円を追加するものでございます。また、事務費として11節.役務費に通信運搬費6万2,000円、手数料1万1,000円を追加するものでございます。
以上でございます。
続きまして、議案第72号をお願いいたします。
議案第72号「専決処分の承認について」御説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年度松浦市一般会計補正予算(第6号)を別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認をお願いするものでございます。
専決の理由でございますが、
新型コロナウイルス感染症への対応として、長崎県に
まん延防止等重点措置が適用され、
重点措置区域以外においても飲食店等への営業時間短縮要請が再延長されたことから時短要請協力金に係る関連経費を追加するもの、また、8月豪雨により被災した施設等の早期復旧に向け応急対策費や復旧工事費を計上するため、8月26日に専決処分をいたしたものでございます。
次のページをお願いいたします。
専決第11号
令和3年度松浦市一般会計補正予算(第6号)
令和3年度松浦市の一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億2,536万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ179億3,863万9,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
(地方債の補正)
第2条 地方債の追加・変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございます。
次のページをお願いいたします。
第1表 歳入歳出予算補正。
歳入でございますが、14款.国庫支出金、1項.国庫負担金に2,748万円を追加するものでございます。
15款.県支出金、2項.県補助金に1,987万3,000円を追加するものでございます。
18款.繰入金、1項.基金繰入金に1億5,591万3,000円を追加するものでございます。
21款.市債、1項.市債に2,210万円を追加するものでございます。
歳入合計ですが、2億2,536万6,000円を追加いたしまして、合計を179億3,863万9,000円とするものでございます。
2ページをお願いいたします。
歳出でございますが、7款.商工費、1項.商工費に1,987万3,000円を追加するものでございます。
9款.消防費、1項.消防費に10万円を追加するものでございます。
11款.災害復旧費、1項.農林水産施設災害復旧費に720万2,000円、2項.公共土木施設災害復旧費に1億9,819万1,000円を追加するものでございます。
歳出合計ですが、2億2,536万6,000円を追加いたしまして、合計を179億3,863万9,000円とするものでございます。
3ページをお願いいたします。
第2表 地方債補正。
1の追加でございますが、起債の目的、農地農業用施設災害復旧費につきましては、限度額を70万円とするものであります。起債の方法、利率、償還の方法は表に記載のとおりでございます。
次に、2の変更でございますが、起債の目的、公共土木施設災害復旧費につきましては、補正前の限度額7,660万円に2,140万円を追加し、補正後の限度額を9,800万円とするものであります。
続きまして、事項別明細書により御説明いたします。
5ページをお願いいたします。
歳入でございます。
14款1項3目.災害復旧費国庫負担金につきまして、1節.災害復旧費負担金に公共土木施設災害復旧費負担金2,748万円を追加するものであります。
15款2項5目.商工費県補助金につきましては、1節.商工費補助金に長崎県新型コロナウイルス
感染拡大防止営業時間短縮協力金補助金1,987万3,000円を追加するものであります。
18款1項1目.財政調整基金繰入金につきましては、1節.財政調整基金繰入金に1億5,591万3,000円を追加するものであります。
6ページをお願いいたします。
21款1項4目.災害復旧債につきましては、1節.公共土木施設災害復旧債に補助災害復旧事業の公共土木施設災害復旧債1,370万円と、単独災害復旧事業の公共土木施設災害復旧債770万円を追加するものであります。
3節.農林水産施設災害復旧債に単独災害復旧事業の農地農業用施設災害復旧債70万円を追加するものであります。
次に、歳出でございますが、歳出の内訳につきましては本日お配りしております参考資料により御説明いたします。
議案第72号の参考資料1ページをお願いいたします。
令和3年度松浦市一般会計補正予算(第6号)の歳出内容でございます。
まず、松浦市新型コロナウイルス
感染拡大防止営業時間短縮協力金(第3期)について御説明いたします。
事業概要は、営業時間短縮要請の延長に伴う事業者への支援を実施するものであります。
協力金の内容につきましては、第1期、第2期に引き続き、営業時間短縮要請期間が9月12日まで延長されたことにより、第3期の全期間、9月7日から9月12日までで、営業時間を20時まで短縮、酒類提供は19時まででございますが、その短縮を実施した店舗に協力金を支給するものであります。
なお、ながさきコロナ対策飲食店認証制度の認証店は営業時間を21時までに短縮、酒類提供は20時までと要件が緩和されております。
予算概要でございますが、7款1項10目.新型コロナウイルス対策費につきまして、7節.報償費に時短要請協力金1,965万円を追加し、事務費として22万3,000円を追加するものでございます。詳細は記載のとおりでございます。
次に、令和3年8月豪雨に係る災害復旧費について御説明いたします。
補正理由は、令和3年8月豪雨に発生した災害対策のため措置したものでございます。雨量を参考までに記載しております。(「議長、すみません」と言う者あり)
16 ◯ 2番(和田大介君)
タブレットの資料が開かないので、ちょっと休憩をお願いします。
17 ◯ 議長(久枝邦彦君)
暫時休憩します。
午前11時10分 休憩
───────── ◇ ─────────
午前11時25分 再開
18 ◯ 議長(久枝邦彦君)
再開します。
休憩前に引き続き、会議を開きます。
19 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
議案第72号の説明を続けます。
議案第72号の参考資料によりまして御説明をいたします。
1ページめくっていただきまして、参考資料の1ページ目をお願いいたします。
令和3年度松浦市一般会計補正予算(第6号)の歳出内容でございます。
まず、松浦市新型コロナウイルス
感染拡大防止営業時間短縮協力金(第3期)について御説明いたします。
事業概要は、営業時間短縮要請の延長に伴う事業者への支援を実施するものでございます。
協力金の内容につきましては、第1期、第2期に引き続きまして、営業時間短縮要請期間が9月12日まで延長されたことにより、第3期の全期間、9月7日から9月12日までで、営業時間を20時まで短縮、酒類提供は19時まで、これを実施した店舗に協力金を支給するというものであります。
なお、ながさきコロナ対策飲食店認証制度の認証店は営業時間を21時までに短縮、酒類提供は20時までと要件が緩和されております。
予算概要でございますが、7款.商工費、1項.商工費、10目.新型コロナウイルス対策費につきまして、7節.報償費に時短要請協力金1,965万円を追加し、事務費として22万3,000円を追加するものでございます。
詳細は記載のとおりでございます。
次に、令和3年8月豪雨に係る災害復旧費について御説明いたします。
補正理由は、令和3年8月豪雨により発生した災害対策のため措置をしたものでございます。
雨量を参考までに記載しております。
予算概要でございますが、防災課関係では、災害応急対応消耗品を補充するため、9款.消防費、1項.消防費、3目.防災費の10節.需用費に10万円を追加するものであります。
2ページをお願いいたします。
農林課関係になりますが、主なものでは、土砂除去等に係る手数料が農業用施設7か所分、災害査定設計書作成業務委託料が農地22か所と農業用施設8か所分でございます。
11款.災害復旧費、1項.農林水産施設災害復旧費、1目.災害応急対策費の11節.役務費に手数料128万円を、12節.委託料に測量調査設計等委託料500万円を追加するものであります。そのほかは記載のとおりでございます。
次に、水産課関係でございますが、福島クルマエビ養殖場ののり面補修のため、11款1項1目.災害応急対策費の11節.役務費に手数料50万円を追加するものであります。
次に、建設課関係でございますが、主なものでは、災害査定前伐採に係る手数料が道路23か所、河川5か所分、土砂除去等に係る手数料が道路17か所と河川1か所分、災害査定設計書作成業務委託料が道路23か所と河川5か所分でございます。
11款2項.公共土木施設災害復旧費、1目.災害応急対策費の11節.役務費に手数料2,174万8,000円、12節.委託料に測量調査設計等委託料1億3,214万3,000円を追加するものであります。そのほか記載のとおりでございます。
それから、公共土木施設災害事業箇所における仮設道路設置等の応急仮工事の道路3か所分として、11款2項3目.公共土木施設災害復旧費の14節.工事請負費に4,120万円を追加するものであります。
以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
20 ◯ 議長(久枝邦彦君)
理事者の説明が終わりました。
ここでお諮りいたします。
日程第8.議案第70号から日程第10.議案第72号までの以上3件については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、日程第8.議案第70号から日程第10.議案第72号までの以上3件については
委員会付託を省略することに決しました。
これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど、自己の意見は避けていただき、議事進行に御協力をお願いいたします。
それでは、日程第8.議案第70号から日程第10.議案第72号まで、以上3件について一括して質疑を行います。
21 ◯ 10番(安江結子君)
コロナの感染で、時短を要請して県からの補助が出ているわけですけど、松浦市独自の、時短に係って市内のいろんな業種が影響を及ぼすんですけど、そこに対して市独自の支援といいますか、補助がない理由は何ですか。
22 ◯ 地域経済活性課長(山口玲子君)
前回の営業時間短縮要請に基づいて影響を受ける事業者に関しては、国の財源を活用して支援を行ってまいりました。
現在、時短要請が出ているこの期間に対して影響を受ける事業所については、今後、国の動向や県の動向を見ながら対応を考えてまいりたいと思っております。
23 ◯ 10番(安江結子君)
その影響を受けているところなんかは、今後と言われてもなかなか、今が厳しい状況なので、やっぱりそこは何らかの対応がされてしかるべきだったと考えていますが、そこのところはあんまり言うなというところですのであれですけど、やっぱり市内どの業種も影響があるので、そこのところを見てもらいたかったなというのが意見です。
24 ◯ 議長(久枝邦彦君)
答えは要りませんね。
ほかにありませんか。
〔「なし」と言う者あり〕
これより一括して討論を行います。ありませんか。──なければ、討論を終結し、採決いたします。
日程第8.議案第70号「専決処分の承認について(令和3年度松浦市一般会計補正予算(第4号))」から日程第10.議案第72号「専決処分の承認について(令和3年度松浦市一般会計補正予算(第6号))」までの以上3件を一括して採決いたします。
議案第70号から議案第72号までの以上3件について、これを承認することに賛成諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第70号から議案第72号までの以上3件については、これを承認することに決しました。
次に、
市長提出案件の上程・説明・質疑・
主管委員会付託を行います。
日程第11 議案第73号 松浦市の議会の議員
及び長の選挙における選挙運動用
自動車の使用等の公営に関する条
例の一部改正について
から
日程第30 認定第3号 令和2年度松浦市下
水道事業の決算認定について
まで、以上20件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。
25 ◯ 選挙管理委員会事務局長(眞弓朋治君)(登壇)
議案第73号「松浦市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正について」御説明いたします。
松浦市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由でございますが、公職選挙法の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものです。
次のページを御覧ください。
松浦市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例。
松浦市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を次のように改正する。
題名を次のように改める。
松浦市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公営に関する条例。
第7条中「(松浦市長の選挙における候補者に限る。)」を削る。
附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するといたしております。
具体的には、公職選挙法の改正により、平成31年4月1日から市の議会の議員に対し選挙運動用ビラの作成の公営が施行されたため、本市においても公営とすることができるよう改正するものでございます。
なお、題名の変更につきましては、選挙運動費用の公費負担が選挙運動用自動車、ポスター、市長の選挙運動用ビラ、今回につきましては議員の選挙運動用ビラと順次追加されてきたいきさつがございまして、追加されたものについては本条例の使用等の表記で網羅する形を取っておりましたが、本条例の内容が選挙運動の公営に関する規定であることから、分かりやすくするために変更するものでございます。
関係資料として新旧対照表を添付しておりますので、御審議方よろしくお願いいたします。(降壇)
26 ◯ 子育て・こども課長(土谷由子君)(登壇)
議案第74号「松浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」御説明いたします。
松浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由でございますが、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。
本文をお願いいたします。
松浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。
本条例の一部を次のように改正するものでございます。
改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたします。お願いいたします。
国の基準に準じて制定しております本条例につきまして、今回の改正の主なものは、デジタル化の推進に伴い、電磁的方法を規定する条文を追加するというものでございます。
新旧対照表1ページ右側、現行の第5条第2項から、3ページ、第6項までの下線部及び3ページの第38条第2項につきましては、さきに電磁的記録等について定めていた条文でございまして、これらを全て削除し、5ページを御覧いただきまして、左側、改正案、第53条として、電磁的記録等について、第1項から、8ページの第6項までを追加するというものでございます。
これは保育所等の施設を利用する保護者の利便性向上や事業者の業務負担の軽減などを図る観点から、記録の作成や保存等について、原則、電磁的な対応を認める、また、説明や同意等のうち書面で行うものについても、原則、電磁的方法による対応を認めることとするというものでございます。
次に、4ページに戻っていただきまして、第42条第4項第1号の下線部の追加につきましては、第42条第1項第3号の特定教育・保育施設との連携を適用しないことができる場合について、児童福祉法第24条第3項を第73条第1項の規定により読み替えて適用する場合を明記するというものでございます。
内容といたしましては、これまで連携施設として位置づけられていなかった国家戦略特別区域小規模保育事業を連携施設として制定することができるようにするというものでございます。
そのほかの下線部につきましては、実質的な意味は異なりませんが、国の整理に合わせて改正を行うものでございます。
本文に戻っていただきまして、附則でございますが、この条例は、公布の日から施行するといたしております。
以上、御審議賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、議案第75号「松浦市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」御説明いたします。
松浦市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由でございますが、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。
本文をお願いいたします。
松浦市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。
本条例の一部を次のように改正するものでございます。
改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたします。お願いいたします。
国の基準を準用している本条例について、記録の作成、保存等に電磁的方法を規定する条文の追加と、その他、関係条文の整理をする必要が生じたことから改正を行うものでございます。
新旧対照表3ページを御覧ください。
主な改正点は、第49条を第50条とし、電磁的記録として第49条を追加するというものです。
これは議案第74号の改正と同様に、記録の作成や保存等について、原則、電磁的な対応を認める、また、説明や同意等のうち書面で行うものについて、原則、電磁的方法による対応を認めることとするというものでございます。
その他の下線箇所につきましては、国の整理に合わせて所要の改正を行うものでございます。
本文に戻っていただきまして、附則として、この条例は、公布の日から施行するとしております。
以上、御審議賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
27 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
議案第76号「松浦市特定個人情報保護条例及び松浦市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について」御説明いたします。
松浦市特定個人情報保護条例及び松浦市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由でございますが、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、通称マイナンバー法の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。
次のページをお願いいたします。
松浦市特定個人情報保護条例及び松浦市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例。
第1条において松浦市特定個人情報保護条例の一部を改正し、第2条において松浦市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正するものでございます。
改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたします。
新旧対照表の1ページをお願いいたします。
改正条例の第1条による松浦市特定個人情報保護条例の一部改正でございます。
下線で示している箇所を改正するものですが、第35条第1項中「総務大臣」を「内閣総理大臣」に改めるものであります。
国におけるデジタル庁の設置に関連して、情報提供ネットワークシステムの所管がデジタル庁に変更されることによる改正でございます。
次にマイナンバー法、本条例では番号法と略称を規定していますが、引用している同法の条文に第4号が追加されていますので、同号以降の号名を1号繰り下げるものであります。
2ページをお願いいたします。
改正条例の第2条による松浦市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正であります。
第1条及び第5条第1項で引用している番号法の条文に第4号が追加されておりますので、同号以降の号名を1号繰り下げるものであります。
改正本文に戻りまして、附則、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
御審議方よろしくお願いいたします。
続きまして、議案第77号「令和3年度松浦市一般会計補正予算(第7号)」について御説明いたします。
令和3年度松浦市の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億7,024万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ189億888万4,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
(債務負担行為の補正)
第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」によるものでございます。
(地方債の補正)
第3条 地方債の追加・変更は、「第3表 地方債補正」によるものでございます。
今回の補正の主なものにつきましては、歳入においては、前年度繰越金を計上するほか、普通交付税の決定や償却資産の大臣配分通知による補正等を行うものであります。
歳出では、
新型コロナウイルス感染症対策事業や旧鷹島小学校校舎の解体費用などを計上しております。また、企業版ふるさと納税を財源として、教育・保育施設等における読書環境の充実を図るための補助金や学校図書の購入費を追加しております。
このほか令和2年度決算剰余金に係る財政調整基金への積立金を計上しているものであります。
次のページ以降に関係書類を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
28 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)(登壇)
議案第78号「令和3年度松浦市青島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
令和3年度松浦市の青島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ595万1,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ2,754万1,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の補正の主な内容につきましては、歳入におきまして、
新型コロナウイルスワクチン接種料、それから、前年度繰越金の計上でございます。
歳出につきましては、へき地医療対策費県補助金の令和2年度分精査に伴う返還金の計上でございます。
次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
続きまして、議案第79号「令和3年度松浦市福島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」ついて御説明いたします。
令和3年度松浦市の福島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ450万1,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ2億6,271万6,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の補正の主な内容につきましては、歳入におきましては新型コロナ
ワクチン接種料の計上。
それから、歳出につきましては人事異動に伴います人件費の調整及び新型コロナウイルス対策費の計上でございます。
次ページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
続きまして、議案第80号「令和3年度松浦市鷹島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」ついて御説明いたします。
令和3年度松浦市の鷹島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ451万4,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億1,237万2,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の補正の主な内容につきましては、歳入におきましては、新型コロナ
ワクチン接種料、前年度繰越金の計上。
歳出におきましては、人事異動に伴います人件費の調整、それから、診療所屋外排水管の修繕料の計上でございます。
次ページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
29 ◯ 長寿介護課長(荒木典子君)(登壇)
議案第81号「令和3年度松浦市介護保険特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。
令和3年度松浦市の介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,469万8,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ28億8,640万6,000円とするものでございます。
第2項 サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ19万8,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1,130万2,000円とするものでございます。
第3項 保険事業勘定及びサービス事業勘定の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の補正は、前年度繰越金の計上と前年度決算に伴います国、県への介護給付費の返還金の計上、また、4月の人事異動に伴う職員手当等の調整が主なものでございます。
以下、次ページ以降に関係書類を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
30 ◯ 水産課長(戸塚 悟君)(登壇)
議案第82号「令和3年度松浦市臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
令和3年度松浦市の臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ486万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ4,261万8,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の補正は、前年度繰越金の計上と、それに伴う一般会計からの繰入金の減額、そして、需用費と役務費の増によるものでございます。
次のページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
31 ◯ 議長(久枝邦彦君)
ここで暫時休憩いたします。
午前11時58分 休憩
───────── ◇ ─────────
午後1時0分 再開
32 ◯ 議長(久枝邦彦君)
再開いたします。
休憩前に引き続き、会議を開きます。
33 ◯ 上下水道課長(近藤寿一君)(登壇)
議案第83号「令和3年度松浦市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。
令和3年度松浦市の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ9,211万5,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の主な内容は、歳入につきましては、一般会計からの繰入金の減額と前年度繰越金の計上でございます。
歳出につきましては、負担金率の改定に伴う共済費の増でございます。
次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議方よろしくお願いいたします。
続きまして、議案第84号「令和3年度松浦市水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
第1条 令和3年度松浦市の水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
第2条 令和3年度水道事業会計予算第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正いたします。
第4号 主要な建設改良事業の中の配水管改良事業につきまして9,630万円を補正し、計を2億5,396万円とするものでございます。
第3条 予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。
収入ですが、第1款.水道事業収益に120万6,000円を補正し、計を6億241万8,000円とするものでございます。第2項の営業外収益でございます。
次のページをお願いいたします。
支出につきましては、第1款.水道事業費に330万1,000円を追加し、計を6億6,568万9,000円とするものでございます。第1項の営業費用でございます。
第4条 予算第4条本文括弧書「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額239,891千円は過年度分損益勘定留保資金156,205千円及び当年度分損益勘定留保資金83,686千円で補てんするものとする。」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額217,843千円は当年度分消費税及び地方消費税収支調整額6,827千円、過年度分損益勘定留保資金29,866千円、当年度分損益勘定留保資金92,198千円及び建設改良積立金88,952千円で補てんするものとする。」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。
収入ですけども、第1款.資本的収入といたしまして1億1,834万8,000円を追加し、計を2億5,718万3,000円とするものでございます。第1項の負担金でございます。
支出ですけども、第1款.資本的支出に9,630万円を追加し、計を4億7,502万6,000円とするものでございます。第1項の建設改良費でございます。
第5条 予算第8条を第9条とし、第5条から第7条までを1条ずつ繰り下げ、第4条の次に次の1条を加えるものでございます。
(債務負担行為)
第5条 債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は、次のとおりと定めるものでございます。事項として水道施設監視装置更新事業、期間を令和4年度から令和5年度まで、限度額1億5,850万円。
第6条 予算第7条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。科目といたしまして1号の職員給与費、125万4,000円を減額し、計を1億920万8,000円とするものでございます。
次のページ。
第7条 予算第8条中一般会計からこの会計へ補助を受ける金額「235,824千円」を「318,900千円」に改めるものでございます。
今回の補正につきましては、収益的収入において一般会計からの補助金の増、収益的支出におきましては人事異動等に伴う人件費の増、施設修繕費の追加でございます。
資本的収入におきましては一般会計からの負担金の増、支出においては配水管の工事、施設工事の追加でございます。
次のページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議方よろしくお願いいたします。(降壇)
34 ◯ 政策企画課長(星野真嗣君)(登壇)
議案第85号「松浦市
過疎地域持続的発展計画の策定について」御説明いたします。
松浦市
過疎地域持続的発展計画を別紙のとおり定めるものでございます。
提案理由でございますが、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第1項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。
内容につきましては、計画書の後ろにつけております議案第85号関係資料に沿って御説明いたしますので、関係資料を御覧いただきたいと思います。
まず、本計画の根拠法律となります新たな過疎法の概要について御説明いたします。
経緯に記載しておりますように、これまでの過疎地域自立促進特別措置法が令和3年3月末に期限を迎えたことから、新たに令和3年4月1日から10年間の時限立法といたしまして、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が施行されております。
趣旨でございますが、新たな過疎法におきましては、過疎地域が非過疎地域となることを目指しまして、法律に基づく特別措置を活用して地域活性化等の取組を積極的に推進していくというものでございます。
過疎地域の要件につきましては、これまで同様、人口要件、財政力要件で判定されるものでございまして、新法におきましても本市は法第2条第1項に該当する過疎地域となっております。
新たな過疎法における主な支援措置は記載のとおりでございます。
国税の特例及び地方税の減収補填措置につきましては、新法により要件が拡充されております。
過疎対策事業債につきましては、ハード事業、ソフト事業を対象とした地方債措置、また、国庫補助率のかさ上げにつきましては、公立小中学校や保育所等に関する国庫補助率のかさ上げがこれまで同様継続されることとなっております。
関係資料2ページをお願いいたします。
今回策定しました
過疎地域持続的発展計画につきまして、その概要を記載しております。
計画策定の目的及び基本方針でございますが、記載しておりますように、
過疎地域持続的発展計画は、地域の持続的発展に関する施策を総合的かつ計画的に推進するに当たり、財政上の特別措置を活用することを目的とするものでございます。そのため、本計画は計画期間内に過疎対策事業債活用の可能性がある事業を網羅する計画内容といたしております。
また、本計画は県の過疎地域持続的発展方針に基づき策定する必要があることから、県との協議、調整を行いまして、8月19日に同意を得た上で策定をいたしております。
また、計画の記載内容につきましては、資料の中ほどに示しておるんですけれども、これまで過疎地域自立促進計画の中に記載されておりました項目に下線を引いた項目が新たに追加をされております。
この記載事項の追加のほか、旧過疎計画との主な変更点につきましては、地域の持続的発展に関する目標、市町村計画の達成状況の評価に関する目標が新たに追加されております。
このうち目標につきましては、過疎の脱却に向けた持続的発展といった視点において、将来人口を目的として設定することが望ましいということで、総合戦略の人口ビジョンの将来人口の目標を基礎数値といたしまして、計画最終年度の人口目標を2万1,000人と設定いたしております。
計画期間につきましては、令和3年度から令和7年度までの5年間といたしております。
説明は以上でございます。
議案の次ページ以降に計画書を添付しておりますので、御参照いただき御審議賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
35 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)(登壇)
議案第86号「損害賠償額の決定について」御説明申し上げます。
地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。
損害賠償の額を次のとおり決定するものでございます。
1 損害賠償義務の発生の原因となる事実でございますが、令和3年4月30日午前11時30分頃、松浦市福島町端免(市道大山白土線)で発生した松浦市公用車による公務上の車両事故でございます。
2 損害賠償の相手方につきましては記載のとおりでございます。
3 損害賠償の額につきましては8万8,900円で、この事故の責任割合につきましては松浦市が70%となっております。
次ページをお願いいたします。
関係資料といたしまして事故発生場所の位置図を掲載しております。
事故の経緯につきましては、道路幅員の狭い市道大山白土線において公用車を運転中、見通しの悪い右カーブを減速して走行しておりましたが、道路の右寄りを走行していたため、対向する車の進路と重なり、公用車の右側後方と相手方の右側前方が接触し、双方の車両が破損したものでございます。
今後さらなる安全運転の意識高揚を図り、事故防止の徹底に努めてまいりたいと思っております。
よろしく御審議賜りますようお願いいたします。(降壇)
36 ◯ 会計管理者(石黒修子君)(登壇)
議案第87号「財産の取得について」御説明申し上げます。
松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、次のとおり財産を取得することについて、議会の議決をお願いするものでございます。
取得する財産は、学習者用コンピューターでございます。
契約予定金額は3,903万1,300円でございます。
契約の相手方は、長崎県松浦市御厨町上登木免412番地6、株式会社森システム代表取締役、森圭司氏でございます。
契約の方法は指名競争入札でございます。
提案理由でございますが、
GIGAスクール構想実現のための環境整備に伴い、学習者用コンピューターを取得するため、本案を提出するものでございます。
次のページ以降に物品売買仮契約書と関係書類を添付しておりますので、御審議方よろしくお願いいたします。(降壇)
37 ◯ 地域経済活性課長(山口玲子君)(登壇)
議案第88号「市有財産の処分について」御説明いたします。
議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、次の財産を処分することについて議会の議決を求めるものでございます。
財産の種類は土地でございます。
財産の所在につきましては、松浦市御厨町里免字坊ノ上971番2でございます。
財産の表示につきましては雑種地でございまして、面積は7,500.45平方メートルでございます。
価格につきましては2,406万6,536円でございます。
契約の相手方でございますが、佐賀県伊万里市脇田町1295-5、智洋水産株式会社代表取締役、川口智洋氏でございます。
提案理由でございますが、坊ノ上用地の分譲の申込みに伴い、用地を売却するため、本案を提出するものでございます。
次のページに土地売買仮契約書と用地平面図を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇)
38 ◯ 上下水道課長(近藤寿一君)(登壇)
議案第89号「令和2年度松浦市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」御説明申し上げます。
地方公営企業法第32条第2項の規定により、令和2年度松浦市工業用水道事業会計未処分利益剰余金を別紙のとおり処分することについて、議会の議決を求めるものでございます。
提案理由ですけれども、令和2年度松浦市工業用水道事業会計未処分利益剰余金を処分することについて、地方公営企業法第32条第2項の規定により、本案を提出するものでございます。
次のページをお願いいたします。
令和2年度松浦市工業用水道事業会計剰余金処分計算書でございます。
令和2年度の決算におきまして、未処分利益剰余金の当年度期末残高が、一番右側の上ですけれども、9,640万6,332円生じましたので、資本金へ6,595万2,164円を組み入れるものでございます。
なお、処分後の残高は3,045万4,168円となるものでございます。
以上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
続きまして、認定第1号「令和2年度松浦市水道事業の決算認定について」御説明申し上げます。
地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和2年度松浦市水道事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。
恐れ入りますが、13ページをお開きいただけますでしょうか。
令和2年度松浦市水道事業報告書のページでございます。
頭のところを若干読み上げます。
1.概況、総括事項。
令和3年3月末現在、給水件数は1万503件で、年間の総配水量357万7,956トン、前年度が362万946トン、有収水量が297万2,031トン、前年度が303万4,033トンでございまして、有収率は83.1%、前年度が83.8%でございました。
営業面におきましては、事業収益につきましては、ちょっと飛ばしますが、5億9,025万3,857円。
一方、事業費用につきましては6億8,617万665円となりまして、差額が差引き9,591万6,808円の当年度純損益を生じております。
恐れ入ります、1ページ目に戻っていただきまして、令和2年度松浦市水道事業決算報告書でございます。
1、収益的収入及び支出の部ですけども、収入、第1款の水道事業収益ですが、予算額が合計6億1,551万5,000円、決算額が6億3,162万4,246円、予算額に比べ決算額の増減が1,610万9,246円の増でございます。項につきましては記載のとおりでございます。
次、支出、第1款.水道事業費、予算額が合計6億2,790万1,000円、決算額が7億2,530万5,407円、不用額が9,740万4,407円のマイナスでございます。項につきましては記載のとおりでございます。
次、3ページ、4ページをお願いいたします。
資本的収入及び支出でございますが、収入の部です。
第1款.資本的収入、予算額が1億4,482万1,000円、決算額が1億4,597万5,800円、予算額に比べ決算額の増減が115万4,800円の増でございます。
支出ですけども、第1款.資本的支出、予算額が合計3億2,867万4,000円、決算額が3億281万9,997円、翌年度繰越額はゼロで、不用額といたしまして2,585万4,003円でございます。それぞれ項は記載のとおりでございます。
次ページ以降に関係資料をつけておりますので、御参照いただきまして、御審議方よろしくお願いいたします。
続きまして、認定第2号「令和2年度松浦市工業用水道事業の決算認定について」御説明いたします。
地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和2年度松浦市工業用水道事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。
恐れ入りますが、まず、14ページのほうをお願いいたします。
令和2年度松浦市工業用水道事業報告書でございます。
概況、(1)総括事項。
本年度の給水については、昨年と同じ2事業所、契約水量制、1日当たり1万5,850トンで、年間給水量は419万572トンでありました。
営業面においては、事業収益は4億2,658万6,694円で、うち給水収益は2億248万3,750円でありました。
一方、事業費用は4億2,325万7,496円となり、差し引きまして332万9,198円の当年度純利益を計上することができたものでございます。
恐れ入ります、1ページに戻っていただきまして、令和2年度松浦市工業用水道事業決算報告書でございます。
(1)収益的収入及び支出の収入の部です。
第1款.工業用水道事業収益、予算額4億4,451万3,000円、決算額4億5,422万7,602円、予算額に比べ決算額の増減は971万4,602円の増。
支出ですけども、第1款.工業用水道事業費用、予算額、合計としまして4億5,864万9,000円、決算額4億3,869万6,804円、繰越額はゼロで、不用額が1,995万2,196円でございます。各項は記載のとおりでございます。
次のページをお願いいたします。
(2)資本的収入及び支出の部です。
収入は、なし。
支出、第1款.資本的支出といたしまして、予算額7,732万6,000円、決算額7,714万800円、翌年度繰越額はゼロで、不用額が18万5,200円でございます。
次ページ以降に関係資料をつけておりますので、御参照いただきまして、御審議方よろしくお願いいたします。
続きまして、認定第3号「令和2年度松浦市下水道事業の決算認定について」御説明申し上げます。
地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和2年度松浦市下水道事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。
恐れ入りますが、14ページをお願いいたします。
令和2年度松浦市下水道事業報告書でございます。
概況、(1)総括事項。
前段を読み上げます。
公共下水道事業は、生活環境の改善、公共用水域の水質保全などを目的とし、松浦市公共下水道基本計画、当初は面積398ヘクタール、計画区域人口1万4,800人に基づき、平成15年度から下水道の整備を開始いたしました。その後、平成23年度及び平成30年度に基本計画の見直しを行いまして、計画面積424ヘクタール、計画区域人口を8,140人とし、整備を継続しております。
本年度は、管渠布設工事11件、延長1,377.6メートルを施工し、令和3年3月31日に4.6ヘクタールを供用開始いたしましたので、本年度末における供用開始面積は196.1ヘクタール、供用開始人口は5,130人となっております。
また、本年度末における排水設備設置戸数は1,635戸であり、今後も積極的に広報活動を行い、水洗化率の向上と有収水量の増加に努めてまいります。
すみません、1ページをお願いいたします。
令和2年度松浦市下水道事業決算報告書でございます。
(1)収益的収入及び支出の部ですが、収入、第1款.下水道事業収益、予算額が3億1,051万1,000円、決算額が3億1,407万5,449円、予算額に比べ決算額の増減が356万4,449円の増でございます。
支出の部ですが、第1款.下水道事業費用、予算額3億462万9,000円、決算額2億9,438万2,360円、繰越額ゼロ、不用額が1,024万6,640円でございます。各項は記載のとおりでございます。
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(2)資本的収入及び支出でございますが、収入の部、第1款.資本的収入、予算額3億370万円、決算額2億8,019万3,000円、予算額に比べ決算額の増減は2,350万7,000円の減でございます。
支出の部ですけども、第1款.資本的支出、予算額4億1,201万4,000円、決算額3億8,390万7,002円、繰越額ゼロ、不用額2,810万6,998円でございます。各項は記載のとおりでございます。
次ページ以降に関係資料をつけておりますので、御参照いただきまして、御審議方よろしくお願い申し上げます。
以上で説明を終わります。(降壇)
39 ◯ 議長(久枝邦彦君)
以上で理事者の説明が終わりました。
これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど、自己の意見は避けていただき、できるだけ事項に関する根本となる内容など大綱的に質疑し、細部にわたっての審査は各
常任委員会に一任することとなりますので、議事進行に御協力をお願いいたします。
それでは、議事の整理上、まず、日程第11.議案第73号から日程第14.議案第76号までの条例4件について一括して質疑を行います。
40 ◯ 10番(安江結子君)
議案第73号、市会議員選挙のビラの公費についてなんですけど、ポスターとか、そういうのと一緒にビラも事前審査されるようになるんですか。
41 ◯ 選挙管理委員会事務局長(眞弓朋治君)
ポスターとか、そういうものと同時にビラのほうも審査をさせていただく形になる予定にしております。
42 ◯ 10番(安江結子君)
この情報を今議会が終わったら市報か何かに出されるということですかね。
43 ◯ 選挙管理委員会事務局長(眞弓朋治君)
今のところ、広報ということで具体的には考えていないんですが、通常の選挙の候補者説明会の折に具体的には御説明を差し上げる予定としているところでございます。
44 ◯ 10番(安江結子君)
議案第74号と議案第75号を一緒に質問します。
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、電磁的記録が認められるようになっておりますが、合理的配慮の要る方に対してはどのようになさるかという点を質問します。
45 ◯ 子育て・こども課長(土谷由子君)
このたびの改正につきましては、これまでの書面で行っている事業者の記録や保存、それから、利用者の認定の手続を電磁的方法により行うことができるようにするというものでありまして、あくまでも保護者の承諾を得て、それらを提供することができるようにするということでございます。
電磁的方法による提供を受けない旨の申出がございましたら、もちろんそのような提供はしてはならないとありますので、お手続上、利用者に支援が必要な場合は、これまでどおりの方法で処理をしてまいりますし、保護者の希望に沿いながら、今後も利用者の利便性の向上を目標に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
46 ◯ 議長(久枝邦彦君)
ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第15.議案第77号「令和3年度松浦市一般会計補正予算(第7号)」について質疑を行います。ありませんか。
47 ◯ 10番(安江結子君)
歳出の26ページで、保育所の交付金が減の6,000万円ほどなっているんですけど、それの理由は。
48 ◯ 子育て・こども課長(土谷由子君)
これは4年度に
認定こども園へ移行する予定の今福保育園の施設整備に係る補正でございますけれども、当初2つの交付金の活用を県と協議しておりました。保育所等整備交付金と、それから、
認定こども園施設整備交付金、この2つの交付金を活用するということで県と協議をしておりましたけれども、整備内容に変更が生じることになりまして、結果、
認定こども園施設整備交付金のみを活用するということとしたため、保育所等整備交付金は全額減額をいたしまして、
認定こども園施設整備交付金の増額をお願いしているものでございます。
以上です。
49 ◯ 10番(安江結子君)
次の27ページで、生活保護の返還金が6,400万円ほどあっていますが、それは大体いつもこの9月議会の補正のときに出るような金額ですかね。
50 ◯ 福祉事務所長(畑原智治君)
これは生活保護の返還金になるわけですけども、昨年度は
新型コロナウイルス感染症があったために3月で落とすことができずに、今の時期になったものでございます。
51 ◯ 議長(久枝邦彦君)
ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第16.議案第78号から日程第22.議案第84号までの特別会計及び企業会計補正予算7件について一括して質疑を行います。
52 ◯ 10番(安江結子君)
議案第81号、介護保険の特別会計についてお尋ねですが、歳入のほう、5ページの国庫補助金の5目と6目で合計で約1,300万円あるんですけど、交付となった理由というのはどういうことでしょうか、お尋ねします。
53 ◯ 長寿介護課長(荒木典子君)
保険者機能強化推進交付金と、それから、保険者努力支援交付金についてのお尋ねだと思います。
保険者機能強化推進交付金につきましては、平成29年、介護保険法改正、いわゆる地域包括ケア強化法により自治体における自立支援重度化防止を推進するために制度化された財政的なインセンティブでございます。自治体ごとの取組を評価し、その点数に基づいて交付額が決定される仕組みとなっております。
保険者努力支援交付金につきましては、令和2年、さらに介護保険制度における介護予防の位置づけを重点化するために設けられたもので、強化補助金同様の仕組みとなっておりまして、介護予防や健康づくりに資する自治体の取組を評価し、交付されるものでございます。
54 ◯ 10番(安江結子君)
そうしますと、この約1,300万円は松浦市の長寿介護課が高齢者の地域包括ケアに努力されたから、それで出たというふうに、一生懸命努力されたから来たという捉え方でいいんですか。
55 ◯ 長寿介護課長(荒木典子君)
交付金の算定の基となる評価点数がつけられるんですけれども、その評価点数におきましては、本市においては全国でも上位の位置にあって、県内では長崎市に次いで2番目ということで高い評価をいただいております。
住民による主体的な活動や他機関との協働による取組など、市民の皆さんや関係機関との協力のたまものであると感謝をしているところです。
56 ◯ 議長(久枝邦彦君)
ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第23.議案第85号から日程第27.議案第89号まで、以上5件について一括して質疑を行います。
57 ◯ 10番(安江結子君)
議案第87号の財産の取得ですが、指名競争入札ということですけど、応札者数と落札率をお願いします。
58 ◯ 会計管理者(石黒修子君)
お答えいたします。
OA機器で指名登録がなされている市内7業者に対して指名をしまして、3者応札がございました。92.60%の落札率でございます。
59 ◯ 議長(久枝邦彦君)
ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第28.認定第1号から日程第30.認定第3号までの認定3件について一括して質疑を行います。ありませんか。──なければ、以上で質疑をとどめます。
これより
市長提出案件の
主管委員会付託を行います。
日程第11.議案第73号から日程第30.認定第3号まで、以上20件を、お手元に配付いたしております
委員会付託一覧表のとおり、それぞれ所管の委員会へ審査を付託いたします。
次に、請願の受理報告・
主管委員会付託を行います。
日程第31.請願第4号を受理いたしておりますので、
委員会付託一覧表のとおり所管の委員会へ審査を付託いたします。
次に、陳情の受理報告を行います。
日程第32.陳情第2号を受理しておりますので、各議員に参考のため配付いたしております。
以上で本日の日程を終了いたしましたので、これにて散会いたします。
午後1時42分 散会
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